札幌大学

経営学専攻3年 手塚 汐音さん 経営学専攻3年 手塚 汐音さん

経営学専攻3年

手塚 汐音さん

[北見緑陵高等学校出身]

マネジメントやプロモーションを
実際の体験を通して学んでいます

将来はプロ野球球団などのスポーツ関連企業で働くのが夢です。どのような分野の企業でも経営学が役に立つこと、札幌大学であれば経営学に加え、副専攻でスポーツ文化専攻の授業も選択できることから進学を決めました。
1年生のときは、スポーツチームのマネジメントを学びたいと思い、野球部のマネージャーになりました。大学野球のマネージャー業務は選手のサポートに加え、大会の運営やスポーツ用品店との商談、道具類の在庫管理など多岐に渡ります。ときには野球の理論を学ぶため指導者の方からお話をうかがうこともあり、これまではなかなかできない経験の連続でした。

手塚 汐音さんの写真01

2年生のときにはゼミでマーケティングをテーマに本格的なラーメン作りに取り組みました。企画からメーカー交渉、仕入れ、プロモーションなど、一からラーメンを作る工程には苦労しましたが、商品化のプロセスを具体的に学ぶことができました。また、そのラーメンをオープンキャンパスで提供したのも楽しい思い出になりました。
2年生の冬には、私が球団職員を目指していることを知っている大学の職員の方から「女子野球に関わることをやってみたら」と声をかけられ、女子野球部の立ち上げに挑戦することになりました。職員の方と相談しながら設立準備を進め、仲の良い友人などにも協力してもらい、今年の4月に結成届を提出したときは「いよいよ始まるんだ」とわくわくしました。
女子野球部は「楽しむこと」と「社会貢献」をモットーにしています。野球は好きだけれどプレーをするのは難しいかも、という人にも楽しんでもらいたいですし、小さい子どもを対象にした野球教室を開催してみたい、とも考えています。

手塚 汐音さんの写真02

今年の春からは、ボランティア団体のキャリアデザインラボの企画で、大学のインスタグラムアカウントを使い部活動やサークルを紹介する取り組みに携わっています。どのような投稿が関心を集めるのか、どうやって部活動やサークルから情報を集めるのかなど、メンバーと話し合いながら進めています。まだ試行錯誤中ですが、そうしたSNSを活用したPR活動も将来の夢につながる経験だと感じています。
札幌大学に進学し、いろいろな人に会って話をしたり、自分の思いを伝えたりする機会が増えたことで、私は大きく変わりました。高校までは初対面の人と話すのが苦手で、人と接するのを避けるタイプでしたが、もっと自分を表現していいのだと気持ちが変化しました。
人と話をして気持ちが通じたときの喜び、何かに挑戦してうまくいったときのうれしさは、札幌大学に進学したからこそ得られた感情。そのわくわくする思いを原動力に、これからも新しいことに取り組んでいこうと思います。

手塚 汐音さんの写真04
手塚 汐音さんの写真05